個人ブログではお久しぶりです。


最近デジカに集中してたのもありバトスピはほどほどにしていたのですが、バトラーズカップの情報が入ってきてから段々と調子を上げてきている最中だったりします。


そんな僕の元にこんなカード情報が回ってきました。


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※バトスピ公式Twitterより


(あ、これは書かないといけない気がする)


僕は本能のままにメモ帳を開いたのであった。


⚪︎パールヴァティーは強そう?

ぱっと見の印象は強そうですね。特にレベル2効果が強そうです。


過去の例から考えるとトッパや駿太、デメテールのような置きドロソとして使える創界神は総じて環境に顔を出している傾向にあり、引けていることで継続的にアドが稼げるのはやはり強いと言えます。


また、4コストの創界神ということで環境における青のメタを抜けることができます。以前ほどの安心感はないものの起幻の創界神ということで機竜以外には破壊されにくく、使い勝手は悪くなさそうです。


⚪︎本音言ってみ?

このカードと合わせられるカードがないからこのカードは単体でしか評価ができないという点でデッキとして強いかがわかりません。


まず神託対象の戯狩という系統ですが39弾ぐらいから登場していません。バトスピは次で58弾目となるゲームなので逆算すると大体4年ぐらい前のカードパワーで止まっている系統ということです。


今年の弾はカードパワーが低めといわれていますが、それにしても現代のカードとやり合えるだけのカードはほぼないと言った状態です。要するに新規がかなり強くないと環境に食い込めるデッキにはなれそうにないです。


一応、黄色の神装ブレイヴに目を向けて見ましたが、アラマンディー 、槍盾以外は他系統専用と言っていいブレイヴでありこれも現状ダメそうです。唯一転醒ネクサスでは色指定なく神託できるので、組みたい人はこの辺を集めておくと良さそうです。


フルレート目指すぜ!って人は緑の世界、黄の世界あたりのシークレットは買っても良さそう。


⚪︎方向性はどうなる?

ここから想像的なお話を少し。

ミラージュをセットするとドローするというレベル2効果を考えると、ミラージュを召喚かアタック時でセットできて、手札枚数を参照したり、ミラージュをセットすることで発揮する効果を持つ化神(フィニッシャー)が来そうな感じがします。


同じインディーダの創界神ラクシュミーを例にすると、捨てた際に発揮する神域という特性と合わせて、捨てられた際にコストが軽くなるローカマーターが共に来ていたので、パールヴァティーのレベル2から推察するならそんな効果が来そうですね。


⚪︎ちょっと懸念してることの話をさせて欲しい


ここからは思ってることを好きかってに書きます。


最近続いている売り方として、半年ぐらいのスパンで売り切りでカード刷ってきてるんですよね。デメテールやラクシュミーなんかをみるとわかるように、登場してから2弾先ぐらいまではまともに強化され続けていたわけですが今年度入ってからはほとんどパッタリだったりするわけです。


この流れ自体は神煌臨の時から少なからずあるわけですが、超煌臨編からはその傾向がより顕著になってると感じます。テーマとしてカードを売る故の弊害となっているわけです。テーマ強化が途中で途切れてしまうというのはままある話ではあるのですが、それにしてもバトスピはその途切れ方が極端すぎるなと。


テーマ売りが顕著な遊戯王を例に取ると、数が多いもののテーマ強化が1、2年おきぐらいでくるので昔のカードを現代のカードパワーで遊べるという上手い売り方をしています。これによって特定のテーマデッキを持っているプレイヤーを定期的に引き込んでおり、数字に繋げているわけです(転売ヤーガーという問題もあるにはありますがそれはコンテンツ力の裏返しです)。これをバトスピはコラボブースターでは続けていますが、通常弾ではあまりやってきていません。実際問題として2年前登場のブラフマー、シヴァといったカード達は強化がありません。ついこの前までオリンからエジットまでの創界神らをパストとしてリメイクしていましたが、正直お粗末なものが多く、環境で使われていたものといえばデュオニュソスとヘラが紫起幻で使われていた程度で、他に関しては強いとは言い切れない性能だったと、プレイヤーの多くが思ったのではないかと思います。


さて、ここまでで何が言いたいかなんとなく察しがつくと思いますが、パールヴァティーも同じ末路を辿る可能性が高いです。要するに作ったとして半年間は遊べるかもしれないがその先の伸び代が怪しいかもということ。作るなとはいいませんが、運営がこの方針を続ける以上はどんなに人気のあるデッキタイプも半年ほどで強化という名の補償が切れ、環境に置いていかれる可能性が高いのです。要するに賞味期限が切れるわけです。


僕は3年ほど前からデュエマのように大会サポート厚くしてくれみたいなことを言ってきたのですが、正直最近は、それよりもこの投げ売り的な商法を改善してくれと言うのが1番に思うわけです。ランキング制度が始まったりで大会環境方面で遊べる環境を作っていこうとするのはすごくありがたいのですが、


僕はカードを使って大会で遊びたいのです。


その要たるカードで投げ売りのような事をされ続けると買うと言う行為に抵抗感が出てしまいます。カードパワーが低すぎて環境の固定化が顕著だとかいう問題はカードパワーだけでなく、特定のデッキが強いまま過去のデッキの強化をせず、環境を回そうとしていないという問題も孕んでいるように思うのです。そして現状、パールヴァティーもこの流れに飲み込まれてしまうように思えてならないのです。


⚪︎終わりに

ところどころ脱線しましたが、パールヴァティーは、バトスピの金のなる木ことノヴァが転醒すると触れ込みの3章で登場する事もあり、おそらくかなり遊べるデッキに仕上げてくるだろうと思っています。現状噛み合うカードがほとんどなく、今回で強いカードを収録してはデッキとして仕上げる、と言った方法を取る(と期待できる)のではないかと考えられるためです。しかしながら現状のバトスピの売り方的に作ることをどこまでおすすめできるかというと懐疑的ではあります。作らない後悔よりは作って後悔した方がいいとは言うものの、自分が納得して組むことをおすすめします。


それでは。