まずこの記事を読んでほしい


https://news.yahoo.co.jp/articles/db08e750d07b7cfa822c34d9031cb1da47574803


僕はこの記事を見て、TCGで競技を名乗るのならこうでありたいと思うわけです。


"競技"という単語をどう捉えるかは人それぞれですが、恐らくは"スポーツ"に結びつく人は多いと思います。


スポーツの場で下されたジャッジに対して後から抗議をするというのはままありますが、それはあくまで第三者が公正に判断する場があるからです。そうでないゲームをしている僕らがどうすべきかというと、その時その場での判断を下してもらう他無いというのが一般認識であるはずです。


原則としてTCGの試合は個人戦です。つまりは自分を守れるのは自分自身です。上手い人ほど裁定に詳しくなろうとするのはそのカードを使う以外にも自分自身を誤ったジャッジから守るためでもあります。そして、その裁定を調べておかなかったことによって発生する損失は自分の問題です。その瞬間でしか判断できないのが原則である以上、ジャッジミスを引きずるのはフェアじゃないのではないかと思います(公式のヘッドジャッジが自ら介入してやらかしたミスは論外です)


また、この記事はプロの人たちの話であって、僕らとはかけ離れているように感じるかもしれませんが、人間関係を円滑にするという点で見た際に見習いたい思考であるのは間違いないでしょう。


所詮僕らのやっているTCGは遊びです。MTGは例外ですが、プロリーグがあるわけでなく、それで食べていけるようなものではありません。


しかし、それを通じて得た関係というのは少なからず価値があるのだろうと二十何年か生きてきてようやく思う訳です。よく連絡取る友人はやはりTCG仲間ですし、僕のTwitterの知り合いもやはりそうです。要するにそれがなかったら多分知り合うことがなかった人と知り合うことができたという点で価値があったんだろうと客観的に見れるのです。


その関係性を維持したいのであれば、その時の感情はできるだけその場に置いてくるのが理想的でしょう。時折引っ張り出して笑い話にする分には良いかも知れませんが、ネガティヴな感情は極力その場に置いてくるのが競技者として見習うべき振る舞いなのではないか、そう思います。


それでは。