ホットな話題が投下されたのでこうして文字に起こしてみようと思います。


⚪︎筆者経歴

バトスピ老害古参ユーザーの一人、始めたのは星座編前後ってところ。


かれこれ12年ぐらい遊んでます。


一番人がいたであろう時期からアニメがなくて人気低迷してた時期、そして今に至るまで毎年のようにCSでて遊んできたのでユーザー目線では広く見れるつもりです。


⚪︎某ショップの記事について

・賛同できる点

①転醒Xの封入率

②汎用カードがカートン単位で4

③誇張PRの過多

CPの封入のやり方


・賛同できなかった(しきれなかった)

⑤ユーザーの需要を満たしていない商品開発

⑥プロデューサーレターへの酷評


・感想

①②について

全体を通しての感想としては、おかしいと思う点はあったものの、お店目線で見た際に全く的外れなことを言ってるとは思いませんでした。

まず去年が例年と違ったのが、

・パンデミック

・新レアリティ

の主に2つであり、先読みのしにくい状況でした。この2つが重なってしまったことでお店が苦労しやすい状況

あったのは想像に難くないでしょう。


例のウィルスが日本で本格的に猛威を奮い始めたのは2020年の2.3月の頃と記憶しており、転醒編が発売したのは425日です。一般的に仕入れの発注を行うのは3ヶ月前程度と言われるため、ちょうどこのあたりの時期少し前となります。要するにお店側もこんなことになると判断するに足る材料を持ち合わせてはいなかったと考えられます。また実際にブースターを開けるまでお店も封入率なんて知る由もなく、ましてや新レアリティ追加となれば尚のこと予測不能です。


というか多くのユーザーが初め箱1じゃねとか思っていたわけですし、ましてや悪くともカートン買えば3枚は揃うだろうくらいの楽観視が少なからずあったと思います。そしていざ蓋を開けたら8/162分の1だったのは逆にいうと僕らユーザー良く我慢したなと思います。


また、3章以降に汎用性のない転醒Xの封入を増やしたことによる問題に関しても触れておりましたが、ここに関しては少なくても文句が出るであろう話なのでユーザー目線を意識した結果お店が不利益を被ったという話と解釈しております。ただ、お店目線で見れば、2弾であれだけ汎用性のあるカードの収録された転醒Xの封入が増えると聞いたら、"売れる"と判断してもおかしくはなかったと思います。過去の例として挙げておりましたが、ここ2年のバトスピの34章は比較的"強い"弾であるのはユーザー目線で見ても明らかで、神煌臨編のゼウス、ヘラ、ラー、超煌臨のヴィシュヌ、ツクヨミと言ったように環境を席捲するデッキタイプが生まれてきたのはいずれも3でした。その事例を踏まえると転醒Xという転醒編を象徴するレアリティにもそれ相応のものが来るのではと期待してしまうのはわからなくはないですし、それの収録が増えるのだからより期待してしまったのも同情できるかなと思います。


③について

お店の方に来ていた商品案内が実際どのようなものであったかは僕らユーザー視点ではわからないのですが、ここ最近のXレアパックの話やパック公式の説明にあった文言を今になって判断すると、相当"盛られた"表現がされていたことは想像できます。


例を挙げると、転醒編1章?2章?発売時にはバーストを使った新ギミックみたいな謳い文句がありましたが、実際に出たのは転醒時に開けるバーストという程度で僕らの思うものとはかけ離れていました。


この誇張したPRが行われていた背景を考えると、去年は広報担当が変わったとか新しい人が入ってきたとか方針が変わったとかなんらかの変更があったのではないかと今になっては考えられます。


これを考える根拠としては、仮面ライダーコラボブースター共鳴する剣発売時には仮面ライダーオーズが本格参戦と謳っていましたが、僕らからすればとっくにオーズはコラボブースターで登場しているものだったので混乱を生みました。要するにあたかもなかったような扱いがされているわけです。そのような不可解な表現まで考えると、去年一年がおかしくなっていたということを説明する要因として、PRがおかしかったというのを挙げるのは正当であると判断できます。


④について

これは正直氷刃血解だけ異様に強すぎたのもいけないのですが、数値上そう判断するのは理解できますし、僕ら目線でも改善して欲しいと思っている人が一定数存在することだと思います。というかですね、カートン買って何周年記念特別キャンペーンカードでもないのにゲームで必要枚数絶対に出ないのが当たり前になってるのがまあまあおかしいんですよね。


⑤について

ここからは賛同できなかった点の話をしていくのですが、⑤に関しては賛同できなかったとても大きな理由があるのです。それが、売れなかったのを商品のせいにしてる点です。


前述しましたが、例のウィルス下にあったので当然大会開かれませんでしたし、遊べなかったんですよ。そんな中でカード売れへんかったのは商品のせいって言うのはなんか違くないかと。


特に引っかかったのが、1章すごく売れて過去最大数でしたは数字出してて、2章の数字出さずに3章は2章の7割に減らしたのに売れ残りましたのところ。

これ傍目から見ると1章売れたから2章も強気に出して、そこから7割減らしてるように見えて余ったのが当然に見えてきてしまいます。これ僕視点では、社会情勢的に物が売れにくい世の中になってるのに強気に出たら失敗して、それを他に理由をなすり付けてるように見えてしまいました。たしかに①から④という問題はありましたが、この点に関しては商売やってる以上のリスクの問題をすり替えているように見えてしまい説得力に欠けると思います。


以上はまた別として、ユーザーの需要を満たしていたかの本題に戻ります。


これに関してですが、今年のXレアパックは誇張表現のせいやシークレットの収録数に対する封入率などでヤバい物であったと思いますが、前年に関してはそんなことなかったと思います。少なくともグレイテストレコードはパック単価が高いという毎年のように続く共通の問題はあったものの収録内容的には使えるカードが多く、悪いものではなかったと思います。またディーバブースターは約束された売れにくい弾なのは毎年のことです。要するに、これらは去年だけの問題じゃないんですよ。だから去年おかしかったよねという理論とは一致せずに納得しきれなかったです。


⑥について

誇張表現のところをちゃんと謝罪したほうがいいというのはその通りだと思います。しかし、じゃあプロデューサーレターが悪いのかというと、そもそも転醒編1章を出しておきながら大した説明もなく今までのデザインをぶっ壊した時点でおかしかったので、僕としては説明責任を果たそうとする様になっただけ良くなったと感じます。要するにマシになった方だと思います。


記事に関しての意見をまとめると、

・去年おかしかったはそう思う

・一部前々からおかしいところもあるので去年がおかしかったは違う部分も

・売れなかったのを商品のせいにするにしてはおかしな点がある

・今なんとかしようとしてる際中


こんな感じです。


⚪︎じゃあお前はどうすれば良くなると思うんだよ


ここからは個人的に気にいらないことを好き勝手に書いてるので不快に思うかもしれませんが、一つの意見としてご覧下さい。


文句だけ言う層にはなりたくないので改善案を出し、アンケート書くときに思い出してもらおうというコーナーです。


今回の件で僕が思う改善案は2つ。

①封入率や価格の見直し

②ガチとカジュアルを分けての大会


・①に関して

転醒編以前からずっとおかしいんですが、CPカードの封入率はおかしい。カートン買って揃わないってのもそうですし、そもそもCPってキャンペーンなんですよ。キャンペーンって商売においては販促活動な訳なんですが、販促活動なのに手に入りにくいカードを収録するのってどうなんでしょうか。


もちろん手に入れてもらうために多数買って貰うって方向のキャンペーンもありますが、それをやり続けてシングルに逃げられてたら意味がないでしょう。最近で一番思うのは仮面ライダーコラボブースターの創界神だけCPにするのはやめましょう本当に。ガンダムの創界神Mレア収録してるのにこの差はなんなんだろうかと。もういい加減同じ売り方のコラボブースターには飽きられつつあることを認識した方がいいと思います。


また、加工の違いや版権の問題等あるとは思いますが、通常弾が116パック入りの1パック270円なのに、コラボ弾とか再録弾みたいに加工の異なる弾は120パック入り1パック3006枚入りなのはいくらなんでもユーザーもお店もついていくのキツくなってると思います。再録弾ならまだ通常弾と混ぜやすいので救いようありますが、コラボ弾を通常弾に混ぜるのは一部を除いて正直厳しく、それならシングルで済ませてしまおうと言うユーザーの心理を理解しないと、店舗への負担ばかり増えてコラボ弾扱う店減る一方じゃないでしょうか。バトスピのコラボブースターは面白いのに敷居が高くなっていってるのはもったいないと思います。


せめて120パック6000円の現状やめ、116パック4800円ぐらいの手に取りやすい価格帯にし、パック単位での封入率改善をするなどした方がいいと思います。この現状はいくらデジモン仮面ライダーに続きガンダム、ウルトラマンと言った形でコラボブースターというものを売り出すにしろ限界近いと思います。


②について

以前Twitterの方で書かせていただいたんですが、バトスピはカジュアル層の割合が多いゲームであると思います。根拠としては2019年冬開催のワイルドバウトの参加者数が最大数の1500人を下回ったことです。


バトスピ公式Twitterのフォロワー数は今6万人をゆうに超える程度おり、これを言い換えるとバトスピに興味を持って毎回情報を追っている比較的アクティブな層であると言い換えられると思います。これは当然ガチカジュアル両方が含まれるわけですが、この中のガチ勢の割合を考えるのに使えそうな数字の一つがワイルドバウトの参加者数です。ガチ勢が全国参加権の得られた一昨年のワイルドバウトの参加を見送るかというと、よほど都合が合わない限りは参加すると思われるため、この参加人数1500を下回ったということはそれだけ熱心に打ち込んでいる層はその程度の人数であるとざっくりと見積れます。仮に多めに見積もったとしても全体の5%がいいところではないかと見積もれるということです。競技思考が強くガチ勢の多いと言われるデュエマが今Twitterフォロワー数が9万弱であり、競技志向の強いGPが最大3000人規模で開催されても出場できない人が多数出るのですから、明らかにガチ勢の人数比率は低いといえます。


上記の半分事実半分嘘の推論を提示した上で提案するのが、フレンドリーバトルをコラボ限定戦と固定してルールと賞品を整えることでカジュアルとしても遊びやすく、参加したいと思える大会を用意することです。そして、それと並列してユーザーサポートを充実していくことです。


まずカジュアルとしても遊びやすい大会ですが、これ作っておけば赤の世界なくてもUCのデッキで遊べる環境ができ、カジュアル層の需要を満たせるのではないかという考えです。そもそも毎月変にルール変わるフレンドリーバトルなんてガチ勢でも別途デッキ作らなくてはならないので正直いらないでしょ。


このご時世なので後者は当分難しいでしょうが、バトルスキー作って何年も経ってるのにバトルスキーを取ってできることがしょぼすぎると思います。少なくともバトルスキーを取ることにもっとメリットを付与していかないとこの先取得する価値がないです。ワイルドバウトにエクストリームリーグと競技目線の方針をとるのであるればまず競技勢が参加したいと思えるだけの大会を開ける基盤作りをした方が良いと思います。その意味でもまず、バトルスキー資格者が大きめの大会を開ける権利を持てるようにするのはその足掛かりになるのではないかと考えます。


まとめると、

・キャンペーンなんて言葉で誤魔化して封入渋るのやめましょう

・コラボブースターなどの定価300円超える高級嗜好はユーザーもお店もそろそろ付き合いきれない

・フレンドリーバトル廃止してもっと遊びたくなるカジュアル向けの大会やりませんか。

・ガチカジュアル分けるためにもユーザーサポートして欲しい


以上になります。


⚪︎おわりに

僕としては一店舗がああいう事を言ってくださるのって僕がこうして適当書いてるよりもずっと影響あると思うですよね。今回僕は、あの記事を読んでどうしてもリスクの棚上げとみれてしまったところがあったので、そこに関してはそう見えると書きましたが、それ以外はお店側が感じてることは僕らと共通していると確認できたので非常にためになりました。


またプロデューサーレターは明らかに変化の兆しだと思います。思ったこと考えることが届くチャンスは今かもしれません。是非問い合わせフォームを活用していだければと思います。


それでは。