〇前語り

2021417日。
その日はたびたび延期されてきた、バトスピチャンピオンシップエリア予選大会への参加権をかけた店舗代表決定戦の1日目だった。

店舗予選自体は前年の11月から12月にかけてすでに行われており、元々の78月に予選、9月決勝という従来の予定から、再三の延期を得て今回ようやく開催に漕ぎ着けたわけである。

公認といえどやはり店舗決勝という一つの舞台。ここで勝てなければ本戦となるエリア代表決定戦に出れなくなってしまうということで、多くのバトラーが緊張し、そしてそんな自らを鼓舞していたことだろう。

そんな僕自信もその舞台に参加し、今年も無事権利を獲得できたことで初回から連続してエリア予選に参加できることに安堵しているわけだが、そんな裏で一つの事件が起こり、そして解決まで漕ぎ着けたので注意喚起や今後の提案も兼ねて記事にしようと思う。

 
今回の僕は相談を受けて裏で動いていた半当事者という立場です。
実際に行動を起こした当事者ではありませんが、許可を得て書いてるということは言及しておきます。なお、他の媒体で本件に言及するにあたり、僕ではなくTwitterにて報告した当事者らに掲載の許可を頂くようにお願いします。無闇にネタにされて脚色されたくはありませんので。

 
前日譚
17日の夜。
ラインにて、普段から好意にしてもらっているこゆるんくんから連絡をもらった。

こ「ちょっと、相談したいことあるので電話していいですか?」

僕「良いよ、何?」

こ「実はとあるプレイヤーが取り巻きに自分の店舗決勝出場権を渡して、その人らを横浜近辺で参加させ、自分は秋葉の店舗決勝に出場していたみたいなんです。」

僕「なにそれ。黒なの?」

こ「他の人にも電話かけて確認とってます。なによりもAさん(被害にあった店舗でアルバイトをしている共通の知人)も見ていて、電話かけたら謝られたので99%黒です。」

僕「それはほぼほぼ間違いないね。で、どうするの。」

こ「許すことのできない行為だと思うので明日も続くようなら現場を抑えたいと思います。ひとまずはhitoyasumiさんの知人に周知してください。あと、可能であればsns等で情報集めて下さい。」

僕「了解。そっちいれるわけじゃないけどできる範囲で協力するよ。」

 
こうして17日夜にこゆるんくんらを実働兼主導とし、何名かのプレイヤーが情報提供する形で、該当プレイヤーに対する包囲網が敷かれることとなった。なおこの時、僕も裏取りを行いこゆるんくんの言ったことが間違いないことを確認し、その情報を提供することとした。

 
当日

当日の経緯については以下URLから見て頂きたい。

 
関係者ツイート

 
結果としては、横浜にある店舗内で土曜日と同様のことをしようとしたところをこゆるんくんとチームメイトらに抑えられ、その店舗の決勝大会参加禁止措置が取られることとなった。

 
他店舗や公式へも周知されるらしく、同様のことは来週以降は起こらないと考えられ、この事件はとりあえずは解決となった。参加権利所持者以外の他人が店舗決勝の舞台に参加するという異例の事態であり、とりあえずこの場を借りて協力していただいたプレイヤーの方々には感謝を申し上げたい。

 
〇この事件を踏まえて僕の考えることと提案
とりあえず堅苦しい口調はこれで終わりとしましていつもの感じで。


今回この記事を書くにあたっての本題に入ります。

 
実際こういうことが起きてしまったわけなので僕らは少し考えねばなりません。というのも、バトスピ部を普段から活用している方ならご存知でしょうが、近々バトラーズランキングなるランキング制度がはじまり、この事件と類似のことが起こった際に果たしてそのランキング制度の正当性を担保できるのでしょうかという問題が浮上するからです。

今回はsnsで裏取りをして実際に店舗に掛け合い当人を抑えるというある種のパワープレイを行いましたが、ランキング制度で同じようなことが起きた場合それは可能でしょうか。

もし複数人で特定のプレイヤーランキングをあげようとしている集団がいて、その一人が自分の周りにいるとしましょう。あらかじめその人が黒ないし灰色であることを認識していればわかるかもしれませんが、そうでない場合、特定の地域から出ないことでそれは可能となります。

例えばですが、東京に住むAのランキングを上げるために神奈川に住むBがそれを手伝った場合、黒であることがわからない可能性が高いです。同じHNABが別人かどうかなんて、AB双方と面識がないとわかりませんし、東京と神奈川といった具合で遠征できなくもない距離感の場合、公式側からそれを判断するのも難しくなると考えられるからです。

実際どのような運用を公式が考えているのか不明な点が多い当制度ですが、スマートフォン等の画面上でID確認なんて方法だった場合、バトスピ部のアカウントを教えてしまえばなりすましは可能になってしまいます。

方法が判明してないことに対して意見をいうのも変な話かもしれませんが、現実問題として、何年も前から問題視されているフリマアプリ等によるエリア予選大会出場権の売買がいまだに続いています。その現状を考えてしまうと、公式が権利の正当性に対して注視しているとは思えないというのが僕の今の考えです。


正直にいうと、僕はこの記事を用いて自分が不安に思っていたことを煽っていますし、煽動しています。ちゃんと運用してくれるならランキング制度自体ウェルカムですが、この制度に対して不安視する側の声が同時に聞こえてくるからです。そして僕自身もそう感じる側面はあるのです。

 
もしこの記事を見てちょっとでも思うことがあったら、
バンダイのアンケートフォームから意見を送っていただけたらなんて考えます

昔のバトスピ運営ですとプレイヤーの声は届きにくかったと思います。しかし、現在の運営は"わざわざ"黄色のガーディアンやっきぃさんこと八木プロデューサーが前に出てくるぐらいなので、信頼回復に努めているように感じます。従来行われてなかったプロデューサーレターを掲載する様になったことからわかるように、説明責任を果たして僕らに納得してもらうという、ワンステップを踏むようになったのです。

要するに我々はプレイヤーの声にも耳を傾けながら運営を行なっていますよ、というアピールをしてきている、そう捉えることができないでしょうか。あまりにも筋の通ってない意見でもない限り、目を向けるぐらいのことはしてくれるんじゃないかという、そんな期待感を持たずにはいられません。特に今回のような大会に関することは、運営側で対処していただくしかない問題なので無下にはしにくいんじゃないかと思います。

 
〇終わりに

今回の出来事に絡めて元々持っていた不安事項についても書いてみました。競技としての運営を推し進めるのであれば、それ相応の運営をして欲しいなんて思うのはきっと僕だけではないと思ってますし、そう思う人は少なくないと思います。

もし不安に思うことがあるならアンケートから送ってみましょう。Twitterから公式にリプライ飛ばすよりもよっぽど声が届くと思います。

 
そして最後にこれだけ言わせて下さい。

不正したプレイヤーには何でもしていいということは絶対にありません。
やらかしたことは許されないことですが、それを理由に僕らが何でもかんでも、法律的な枠組みすら超えて危害を加えることもまた許されないことです。今回の事件を知ったからと言って、該当プレイヤーに危害を与えるのはやめて下さい。

 

それでは。