発売日から全色のデッキを触ったり対面したりしながら4.5人で使用感を話あっていたので、それを僕個人の考えとして反映した形になります。
⚪︎2弾発売後の環境について
優勝レシピ等をみると2弾環境初期は
tier1
青オメガ、アルフォース、黄シャイグレ
tier2
赤オメガ(デューク)、紫ベルゼ
tier3
黒ウォーグレ、緑単(研究段階なためデータ不足)
と言った印象を受け、思っていたよりも黄色、特にシャイングレイモンが如実に結果を残しています。

対面してみた感想としては、テイマーの複数配置が思っていたほど苦ではなさそうというのがありました。たしかにテイマーを配置する分のロスはあるのですが、セキュリティが減ればヒカリが機能するためシャイングレイモンの進化コスト4以上メモリーが使えることも多く、シャイングレイモンで殴り返すことも視野に入るため、テンポロスを補うのは十分に可能と感じました。特に青オメガ相手には、4コストタケルがまず4枚入っていることもあり、青オメガ側のメモリー操作を許さずにシャイングレイモン着地を起点として切り返していけるため、非常に対処しやすい相手であるように思いました。
赤オメガ(デューク)は研究段階なのもありますが、グレイモン[P-010]の使用感が悪くなったのは一つの弱体化要因として挙げられると思います。

バニラLv.5が増えてパワーラインが上がった他、登場時効果を持つLv.6の増加により、セキュリティチェックでグレイモンが消滅してしまう機会が増えたように感じています。青オメガ相手への使用感こそ変わりませんが、他のデッキはDP7000以上のLv.5の採用率が現状高く、グレイモンでダメージレースを先行して勝つと言った従来の勝ち方は難しくなっているように感じ、これが赤というデッキの使用感を落としている原因かと思います。
⚪︎実際のデュークモン使用感について
今回の弾からバニラLv.5の種類が増えたこともあり進化時のDP6000以下消滅でLv.5を対象に含めにくいのは当初想定していたよりも扱い難かった点です。また、青オメガ等の青対面の際に、太一ありの状況からデュークモンでメモリー1返しできるまではいいもののLv.5まで育ったデジモンが育成エリアにいる際に、ハンマースパーク→プレシオモン→オメガモンという返し方をされるため、進化コスト4故のネックが青対面の際顕著になるという欠点があります。他の対面なら1返しできることがプラスに働くことが多いのですが、青だけはオメガモンまで繋げられてしまうため進化タイミングが難しいと感じました。
逆に青以外の対面では光ることも多かったです。特に強力な登場時効果を持つホーリーエンジェモン有する黄色および、ピエモンによってデビモンやイビルモン等のLv.4が横並びしやすい紫対面では、それらを消滅させながらセキュリティ破棄しつつ詰めに行くことができるため強力なフィニッシャーとなります。これらの色は展開がスローゲームになりやすいことからトラッシュが溜まりやすく、デュークモンの効果が非常に刺さる対面です。要は、デュークモンというカードは青対面の使い所の難しさはあれど、それ以外の対面には非常に有効であるという印象を持っています。
⚪︎上記を踏まえてのデュークモンデッキ
前述のような経緯から、実際使ってみてしっくりこなかったところがあったので再調整しました。
※デジカレシピクリエイター
以前と変わらず赤オメガをベースとしてはいますが、変更点としてアグモン[P-009]とグレイモン[P-010]を抜きました。

アグモンを進化してる際のグレイモンはたしかに強いですが、それ以外から進化するとDPの低さからアタックを仕掛けにくく、仮にアグモンを進化元にできていても紫や黒などDP7000ライン以上が採用されやすいデッキ相手でも2枚チェックまで行けないことが多いように感じたため外しました。
上記2枠が空いたことで採用したのがピヨモン[BT2-010]とグレイモン[ST1-07]です。
ピヨモンはセキュリティに積極的にアタックを仕掛けること、即ち相手トラッシュを増やすのに役立つ他、自ターン中に消滅すればメモリーを増やすことができるため進化コスト4のデュークモンを太一込みでターンを返さずに扱うことができます。そして、グレイモンは進化元効果でセキュリティアタック+1がつくため、これから進化元にパワーラインの高めなLv.5に進化することでセキュリティを破壊しやすくしました。前述のグレイモン[P-010]の扱いにくさを感じる今、赤の利点を生かせるカードであると思います。
⚪︎終わりに
デュークモンはゲームスピードが遅くなるにつれて強くなるカードであるため、今までの赤オメガの弱点を補ってくれるカードであると思います。進化コストは確かにネックではあるものの、それ相応のコストであると思いますし、今後青以外が台頭すればそれだけ使用機会が多くなることが予想でき、今後より活躍が期待できるそう思います。
それでは。
コメント