⚪︎導入

629日、ゼノンザード内にて今期の十傑決定(ランキング上位10人は次期ランキング戦までフレームが特別仕様になる)も含めたランキング戦が始まった。先日の79日までの11日間、隔日の1-10戦目の戦績によってランキングが決定されるものであり、11日間に渡り合計110戦を戦うものである。


今回のランキング戦、ゼノンザードのバトスピコラボに絡んだランキング戦でもあり、バトスピ勢としてはなんとしても今回のコラボで爪痕を残したかった。例えそれが一番でなかろうとも十傑という資格を手に入れることができるならその目標は十分に達成されたものであると考えていた。


途中、3日目に瞬間4位を達成したものの、翌日3-7と大きく転落。ここまでの勝率は6割ちょっと程度であり、今までのランキング戦を見る限り、大体7割以上の勝率をランキング戦期間の間に維持しなくては十傑入りはできない計算。このままだと良くても20位前後、十傑入りなんて夢のまた夢、そう思った。


本当にまだ無理なのか?


この時点でまだ4日目。折り返しである6日目すらきていない。諦めるにはまだ早い。


ここからが始まりだ。


⚪︎デッキ微調整

まずデッキを少し見直した。使っていく中で気になる点はあるかだ。

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前回のブログで紹介したものと同じ


上記のものをこう変更した。

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in

シリカ、ピナ、メガトハンマー1ずつ

out

カメレオプス、バルガンナー、アグマの機械屋1ずつ


使っていく中でカメレオプスの存在が気になっていた。かねてより赤1払わないと出せない点が気になり、これが原因で負けた試合が僅かながらに存在したのだ。故にここ1枚をシリカに変更した。


シリカはピナを持ってくることで色事故を回避できる。そしてサーチ先のピナは"ドラゴン"を持つためブレイドラ以外に使える低コスト"ドラゴン"としてジークヴルムノヴァ召喚時効果を使うのに大いに役立つと考えられた。

これに伴い、ブレイヴを加護として付与する機会が減ると考えられたのでバルガンナーを減らした。何故フェニックキャノンを減らさなかったかといえば、ランキング戦を通して赤とのマッチング率が高く、フェニックキャノンの2枚目を必要とするゲームが多いと感じたからだ。


1枚だと序盤の色出しのためにフェニックキャノンを配置した結果、後々にケイローンを割りにいくことができずにリーサルを逃すパターンが増えてしまうと考えられた。これは実際に当たっており、今回のランキング戦で2枚目のフェニックキャノンのおかげで勝った試合が何試合もあり、功を奏した結果となった。


最後にアグマの機械屋1枚をメガトンハンマーの3枚目に変えた。赤との対面が増えるにつれ、ランキング戦途中から紫のマッチング率もグンと伸びた印象を受けたからだ。紫対面はうかつにアンドロスを成長させることが負けに繋がり、更にそのアンドロスを捌けなかったら負けが決まる。アンドロスを捌くためには火力が重要で特にメガトンハンマーの重要度は紫の増加につれて増したと思った。また、スフィンクス採用の黄色相手にマジックでの処理を必要とすることが多かったのもあり、メガトンハンマーの重要度を上げた形になる。


⚪︎マリガン意識の変更

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ランキングが始まる前から考えてたこととして、サモンゴレイムを早く打つことは確かに勝利に近いプレイかもしれないが、それをマリガン意識の中に含めるのかというのがあった。というのも、流れの中で打てない限りは返されうる動きであるのが現在の最速サモンゴレイムの動きなのである。


例えば、先行1コスト、2コストと動けた場合、サモンゴレイム使用ターンには移動権込み5マナとなるため仮にサモンゴレイムを返されたとして、6マナ使えるところからターンが始まる。このマナ数なら北斗からバルガンナーで圧をかけつつ手札を増やす、ブレイドラカメレオプスノヴァの呪文を唱え盤面を取り返すなどプレイの選択も広くなる。しかし仮に、1ターン目スキップから2→4とマナが動いた場合サモンゴレイムが返された際のマナは5。これではノヴァの着地はまずできないため盤面を取り返す事もできず、相手の大型ミニオンの処理には盤面を開けたまま手札を切ることになるため不利になりやすい。


ここまで話してきて何となく察しがつくだろうが、5マナ使えるか6マナ使えるかは赤BSにおける動きのレパートリーの広さが変わるのだ。これを理解せずに安易にサモンゴレイムを使用することは現環境危険であると考えている。特にミラーマッチが発生しやすい現在、盤面を返された場合立て直せるかどうかというのを考えておくのは、ノヴァでライフを戻すことで不利を巻き返せる、赤BSというデッキと戦う上では考えるべきことの一つであると思う。

また、サモンゴレイムを返せるカードであるサジッタフレイムは2面を取れるカードであるため、仮にミニオンが1体ブロッカーとして立っていれば、フェニックスを破壊しに行くという行動も遂行できないことが多い。しかし、1ターンずらして6マナでサモンゴレイムを撃つ場合、サモンゴレイムの4マナとマジック使用分の2マナが発生するため盤面を除去しながらフェニックスを割に行けるようになる。このようにサモンゴレイムというものが確実に警戒されている現在、必ずしも最速の動きが強いわけではなくなっているのである。


ここで初めのマリガン意識の話に戻る。要は現在のサモンゴレイムは流れの中で打ててこそ活躍しやすいカードであるため、マリガンでキープすべきカードではないという話になるわけだ。それこそあきらかに色事故を起こしそうな際はサモンゴレイムを使わずに勝つことを想定し、馬神弾やロロを引き込むためマリガンで戻してしまうのも選択肢に挙げておかなければならない。


サモンゴレイムをマリガンでキープすべきでないカードとした考えとは逆に、キープすべきカードとして考えたカードがある。それがジークヴルムノヴァだ。

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以前の記事で赤BSの事故要因の一つに大型を引き込めないというのを挙げた。それを回避するために馬神弾を確実に引いてこれるカードの採用枚数を最大限取るというのが僕なりの考えではあるが、ジークヴルムノヴァを初手に引けた場合キープするというのも事故回避に繋がりうることを見出した。ジークヴルムノヴァはライフ回復と全体焼きを持つ性質上、劣勢時でも(普通に出すだけでももちろん強いが)非常に強いカードであるため、引けたらたとえ手札が事故気味でも1枚キープするように変えた。

その結果、低コストのカードやマジック等の防御札しか引けないという手札になったとしても、ノヴァを機転にどれだけ不利でも逆転できることが多々あった。それこそ低コストからサモンゴレイムまで引けようものなら上振れる事もでき、いかなる時もノヴァをキープするというのがマリガンにおける正解だと考えられるようになったのだ。少なくともこのように意識するだけで、僕は5-11日目までのトータル勝率8割以上を出すことができ、今回十傑になることができたので間違いではないことを証明している。

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⚪︎終わりに

ランキング戦途中でデッキ、プレイの見直しをする機会ができたからこそ今回の結果を得られたと思います。


今回のランキング戦で言えば上位陣皆が皆勝率が非常に高く、十傑少し下も含めてほとんど差がない苛烈な争いだったと思います。そんな中で一つの結果を残せたこと、なによりもバトスピコラボという自分の領分で結果を残せたことは思い出深い出来事になりました。本当に11日間お疲れ様でした!


それでは。