デジモンカード関係の記事を集中して書いてきましたが、最後は赤です。

現状赤は最も手が出しにくいデッキであると判断したため後回しにしました。しかし、やはりそれ込みでも触れるべきところが多いので書いていこうと思います。


⚪︎赤の強み

1.アグモンとグレイモンの手軽さ

現在のカードプールで赤の強みを評価するならアグモンの種類の多さとグレイモン[P-010]のビートダウン性能(攻めやすさ)の高さは他色ではなし得ない圧倒的な強みであると言えます。

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このグレイモン、進化元にアグモンが必須となっていながらも早い段階でのセキュリティアタック+1をかなりローコストで達成できる唯一無二の性能を誇っています。良くあるパターンとしてはアグモンを進化元に進化できず、グレイモンが役に立ちにくいと言った現象は他のカードゲームなら見られるパターンですが、流石デジモンの顔とも言えるアグモン。既に5種類もの"名称:アグモン"がおり、進化元にアグモンを用意できなかったということがほぼありません。このアグモンというデジモン故のカード種類の豊富さが既に赤の強みを支える要因になっています。

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※補足
アグモン博士はアグモンではないのでグレイモンの進化元にして効果を発揮できない点は注意。アグモンを回収できるカードなので一応載せています。

2.ウォーグレイモンのセキュリティ突破力

赤という色を語る上で欠かせないのが2種のウォーグレイモンの存在でしょう。

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どちらのウォーグレイモンもセキュリティを多数割ることに長けた能力を有しており、必殺技であるブレイブトルネードさながらの突破力を備えています。特にBT1弾収録のウォーグレイモン[BT1-025]はセキュリティチェックでめくれたオプションカードを無効にするという能力も持ち合わせており、ガイアフォースやコキュートスブレスと言った強力な除去効果を発揮するオプションカードを恐れずに攻めることができる非常に強力な効果です。

この効果は今後より強力なオプションカードが出てもそれに対処できるアタッカーとして活躍しうるということであり、赤をメインにデッキを組んでいるなら是非持っておきたい1枚であると評価できます。セキュリティを多数割れるウォーグレイモンですが、進化元にグレイモン[ST1-07]を使う、他には八神太一[BT1-085]の効果を達成することで更にその突破力を増す事ができます。

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もちろん準備に時間はかかるものの、このゲームでは育成エリアにいるデジモンは相手の効果を受けないため、上手く用いる事でウォーグレイモンまでの準備を整えやすいです。進化元破棄を多用する青のような相手にする際は上手く育成エリアを活用してください。


3.対応力の高い優秀なオプションカード

現環境はオメガモン採用デッキや優秀な青の優秀な低コストを用いたビートダウン(成熟期ビート)が強いと言われています。

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特に成熟期ビートは低コストのデジモンで固めることでメモリーを節約し、相手が進化に使う分のコストを利用することで、横に展開して物量で攻めてきます。故にコストが低くDPの低いデジモンで固められる事が多いのです。そのようなデッキを相手にする際は1枚で2枚以上のデジモンを対処できるカードが重宝されます。

実際赤にはギガデストロイヤーが存在し、低コストのビートダウンに対してもある程度耐性があります。このカードは成長期のほとんどのデジモンとユキダルモンのような低DPながらも優秀な効果を持つデジモンに対して非常に有効です。赤最強のオプションカード、ガイアフォースと合わせて採用する事で、様々な攻め方に対して除去を用いてカウンターできるのは赤ならではと言えるでしょう。

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⚪︎リストと解説

現在僕が使用しているリストになります。


デジタマデッキ  5

コロモン[ST1-01]

ピョコモン[BT1-001]


Lv.6 6

ウォーグレイモン[BT1-025]

ホウオウモン[ST1-10]

Lv.5 7

ガルダモン[BT1-022]

グラウンドラモン[BT1-020]

Lv.4 11

コアドラモン[ST1-06]

グレイモン[P-010]

グレイモン[ST-07]

Lv.3 14

アグモン[P-009]

アグモン[BT1-010]

アグモン[ST1-03]

ピヨモン[ST1-02]

テイマー 4

八神太一[BT1-085]

オプション 8

ガイアフォース[ST1-16]

ギガデストロイヤー[ST1-15]

50+5


これまで述べてきたことをまとめた結果こうなりました。

基本的に黄色相手でなければセキュリティは5枚なので、割り方の考えとしては、グレイモン[P-010]で2+ウォーグレイモンで3枚割るつもりでゲームプランを考えています。

ウォーグレイモンは進化時のみセキュリティ+1がついているため、常にメモリー3以上は維持しておく必要があり、八神太一のメモリーを増やす効果が重要になります。太一ないしグレイモン[ST1-07]でセキュリティアタック+1枚する事で一度に複数枚のセキュリティを割り切り、少ないアタック回数でゲームを決めるのがコンセプトです。


⚪︎ピックアップ解説

・ホウオウモン

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主にパワー11000ラインの究極帯を殴り返す、セキュリティデジモンとして倒せるようする為に入れてます。この枠をオメガモンにする事でグレイモン[ST1-07]、八神太一との組み合わせでセキュリティ+1以上のアタックを2度叩き込みに行くのも良いでしょう。

※オメガモンは白なので太一は反応しません、失礼しました。


・ガルダモン[BT1-022]

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ウォーグレイモンまで間に合わない際、グレイモン[P-010]で2枚を2回通しに行く等、攻め方にに工夫が必要です。そんな際にガルダモンの"貫通"が役立ちます。この貫通、バトルに一方的に勝てばセキュリティチェックをできるという効果であり、セキュリティアタック+1以上されていればその分だけセキュリティチェックできます。要は進化元にグレイモン[ST1-07]がいれば2枚のセキュリティを破壊する事ができます。これを利用する事で相手のアタック後にレストしているデジモンを倒しつつセキュリティを破壊しに行けるのです。このガルダモンをうまく使うためにも太一のメモリー追加効果は重要です。


・アグモン[BT1-010]

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登場時テイマーカードを探す事ができます。このカードなんと、探してくるテイマーに色指定が無いためなんでも加えられます。それこそt黄色で高石タケル[ST3-12]を採用し、セキュリティを厚くすると言った調整も可能です。今後とも活躍が見込めるカードなので複数所持しておいてもいいでしょう。


終わりに

プロモーションカードのアグモンとグレイモンがほぼ必須な現状かなり組みにくくなっていますが、それでもかなり強力なデッキであるため触れておく必要があると考え紹介しました。2弾目以降もどうやらウォーグレイモンが登場するのが公式放送でほぼ確定したこともあり、これらのカードは出来るだけ早いうちに集めておくべきカードとなっています。もし興味があるなら今のうちに動いておくことをお勧めします。


それでは。