僕らのやるカードゲームはくじ引きと違って、"人が介在する余地のあるゲーム"をやってるわけです(イカサマ抜きで考えれば)。つまりはゲーム上の権利を互いに行使、プレイしていく上では必ず、癖や考え方、経験により、その順番は前後し、結果として正解を引いたり、失敗を引いてしまうといった駆け引きをしているのです。

そこでは運よりも"確率"が重視されるべきで、いや勿論最終的に出目がどっちに転がるかなんかは運に任せるわけですが、分の良い方を選ぶことで有利(勝利)を引き寄せることはできるはずです。

そのためにはやはり経験を積むべきで、知らないを減らすことで、"より正しそうな選択肢"を選べるだけの感覚を養う必要があります。


前回の記事で触れた"待つことをプレイとして選択する"というのは、その間に負けてしまう可能性はあっても、勝ちに近いと判断したからこそ選べるようになる選択で、焦ってそれを選べなかった自分はやはり"下手である"と自分に評価を下すべきなんじゃないかと考えます。

勝つこともあれば負けることもあるカードゲームで、""のみを要素として切り出してしまうと相性の有利不利と言ったことを証明するのが非常に難しくなってしまうからです。


そのような運の要素抜きで全体を俯瞰できる"ものさし"を持っている人ほど環境を語ったり、カードを選ぶのが上手いと言えるのではないかと思います。僕らはそのものさしをより精度の高いものにするために日々フリープレイに勤しんでいると考えると、日々のプレイに対する意識も変わるかもしれません。


それではまた明日。