ちょっとでも考えるきっかけになるといいなと。

まずはじめに、僕の言うこと全てが全てあっているとまでは思わないで下さい。ただ事実としてそう言う世の中になりつつあるというのは知って欲しいから書きます。


さて本題。

皆さんはカードゲームで使うカードどこで買いますか?


多くの人は「TCG取り扱い店」通称カードショップで買う人が多数だと思います。僕もそうだし、多くの人がきっとそう。ただ一部の人はどちらかというとフリマアプリやネットオークション場合によっては通販などネットを利用することが多いという人もいると思います。今回はそんなカードショップとネット社会の今だからこそ考えるべきだと思うお話です。


僕が所謂カードショップを利用し始めたのは小学校高学年ぐらいでした。自転車で10分ほど走ったところにあるゲームショップが遊戯王とデュエマを扱っていました。対戦スペースのようなものはありませんがまあまあな量のカードがあったと思います。

しばらくして高校生になり、大分のめり込むようになると都心に近いショップに行くようになりました。そのようなショップでは対戦スペースがあり、ショップ大会のような公認大会が開かれています。今の友人達とあったのは大体そのような大会の場です。特に毎週のようにラインで連絡を取り合ってる数人のメンバーはかれこれ8年ぐらいの付き合いになります。


僕がこうしてカードゲームを楽しめてるのも、カードショップという場でカードゲームやその他諸々が好きな"気の合う仲間"と出会えたというのがあります。多分今大会に頻繁に出てるような人の多くはそうでしょう。


ところで、ここ10年で情報機器が大幅に発展し、皆がスマホなどの携帯端末を持つご時世になったのはご存知かと思います。10年前といえばガラケーを持ってる人がほとんどでスマホ所持者はほんの僅か、そんな時代です。今となっては、日本における携帯端末所持率も9割をゆうに超え、子供からお年寄りまで誰もが何かしらのネットに繋がる術を持つそんな時代になりました。


そんな時代になり、カードゲームのあり方も大きく変わります。オンラインショップの台頭で思いついたときに手軽に欲しいカードを購入できてしまうようになりました。他にもネットオークションなんかでの個人間取引は頻繁に行われるようになっています。最近ではメルカリ等のフリマアプリでもカードゲームの取引が行われるようになっています。この手の方法の利点としては個人がカードの価値を設定できるため、ショップの店頭価格よりも幾らか安く買えるという利点があります。もちろん売る側も相場よりも少しだけ高くカードを売ることが可能であり、優れた取引方法とも言えるでしょう。スマホのような手軽な通信手段のなかった昔では考えられないことです。


スマホの普及で取引が簡単になり、カードゲームユーザーはそのゲームライフを満喫できるようになりました。すごいぞスマホ、なんてスマートなんだ()

しかし、メリットもあれば当然のようにデメリットもあるのです。世の中良くできてます。


一つはネットを使った取引が簡単になりオンラインショップが増えに増え、実店舗とネットでの価格競争が激化しました。なかでも苦境に立たされたのが系列店でない個人経営店です。ちょっと思い出してみて欲しいのですが、ホビーステーション、イエローサブマリン、フルコンプと言ったカードゲームユーザーならまず知っている有名店舗以外のお店、どれぐらい残ってますか?子供の時にお世話になったホビーショップ、まだ残ってますか?潰れてませんか?


話題にはなりにくいですがカードショップはここ数年の遊戯王ショックやヴァンガードのレギュレーション変更等の影響でかなりダメージを受け相次いで閉店しています。もともと売れにくくなっていたところを突かれてはひとたまりもなかったのです。特に遊戯王はデュエマと並んで日本のカードゲームシェアの多くを占めていたこともあり、これによって大手と言われるような系列店ですら閉店を余儀なくされた話は結構知られてる話です。僕の周りでも2つほど潰れています。このような例は僕の周りだけではないはずです。全国的に起こっている話です。


そもそもの要因としてなぜカードショップの経営が難しくなったのかと言うと、原因の一つと考えられるオンラインショップは実店舗を必要としません。それはつまり、"お店を回すための人、土地に掛かる費用が安く済む"と言うことです。わざわざ人が出入りできるだけのスペースに什器を入れ、カードを展示し、ショーケースを管理する人員を雇う。これらの経費がとても低く済んでしまうのです。通常価格には利益を得ることの他に労務費(人件費)が乗っかるため買取価格の何倍かの値段で売られることになります。それらが低いと言うことは、相場と同じ値段で売った際に得られる利益はオンラインショップの方が高いことが多いのです。


オンラインショップを展開するにあたってのデメリットが認知されにくいことですが、名の知れた店舗はその手の問題も克服しやすく個人店舗の何倍も有利です。この認知のされにくさというのがまた個人経営店を不利にさせています。勿論動画+オンラインショップで成功しているデュエマで有名なflat工房さんのような例もありますが、あれは少数です。普通はもうとにかくsns駆使しして広告しまくって大手と違い幾分軽いフットワークを生かすしかないです。それこそカードラッシュのような。あそこもすごいよね、うん。


そんなことはさておき。

もう一つ、これは個人経営だけじゃなくカードショップ全体的に大ダメージ与えたものそれがフリマアプリだと思います。上で言ったように店を介さずに取引ができ、より高く、より安く売り買いできるのでハイパー便利なことこの上ないのですが、それ即ち店に在庫が流れないって意味なんですね。

カードショップの収入源はシングルカードです。パックの売り上げもありますが、シングルの売り上げの方が利益良いです。考えてみてください、1506パック売っても仕入れ1パック100円(まあそんなぶっ飛んだ数値は無いと思うけど)とかなら300円なのに対して、仕入れ100円のもの1000円で売れたら900円で3倍の儲けになるんですよ。環境かわったりで増減あるけど仕入れの価格決定権が店側にある分利益出しやすいんです。パックはどうしてもメーカー側が有利なのでカードショップ側の利益の得やすさはメーカーに左右されてしまいます。だからカードショップのシングルカードは生命線なのです。

それが流通しないってことはもうわかりますね^_^


:*+.\(( °ω° ))/.:+ミセタッタモー


となる訳です。なおこの辺から疲れて来てます。眠いです。

それでもなお店を経営するなら方法は一つ、なんとかカードを売ってもらうことです。その結果としてお店は利益が減ろうが高めの買取額を提示します。そうなれば個人取引するよりも高く買い取ってくれるならとお店に売る人も増えます。利益は減ったものの売るものがあるので商売が続けられるという訳です。


まあそれで生き残ればこんな話してないんですけどね。


高い金額提示してそれが相場になりました。じゃあフリマアプリの方でも同じ金額で取引されますか?いやされないでしょ?実店舗でも価格競争あるんだからネットでもありますよ当然。そんなこんなで今までは周りのお店と価格競争してれば良かったのが、オンラインショップ、更にはユーザーと三つ巴の戦いが繰り広げられてるのが現状だと思ってます。そうなると必然的に弱いのは?

そう、利益率が低くなりやすく、更には集客力の低さゆえに買取の集まらない個人経営店です。ネットの普及はカードショップを潰している。特にその影響を諸に受けているのは個人経営店が多い、そう感じております。


勿論この問題個人経営ばっかじゃなくて大手側のあり方が変わって来てるというのもあります。想像してみてください、最近のカードショップ、やけにビル中に多く無いですか?それでいて、スペース小さかったり、そもそもないって店ありませんか?

これ僕は確証持ってそうって言える根拠持ってないんですけど、おそらくスペースもってカードの展示スペース潰すくらいなら、そもそも狭いけど安いビル中に出店して賃料抑えようって考えなんじゃないかと思うわけです。スペースって大会開ける分利益を得る手段にはなるんですが、店内圧迫する原因になるから避けてるんじゃないかと。それでいて長居されても金にならんからね。デメリットに感じる店も多いんだろうなと。そもそも実店舗持ってる時点で上で言うようなデメリットもあるわけで、これ以上やってられっかとなる訳だ。マジでなげーわ今回の記事。もう少しだけついてきてほしい。あとちょっとでまとめるから。


カードキングダム秋葉原店でスペースを有料化しだした背景にはこんなことが絡んでいるのでしょうきっと。大会を開いて参加費を回収していかないときっとやってられんのですよ今のご時世。


ここまで長々書いてきて何が言いたいのかというと、無料で遊べるスペースがカードショップにあるのは当たり前じゃ無くなったと言うことです。

そもそも店を構えるメリットが減っているのです。お店がある事に我々は感謝しなくてはならないのでしょう。


我々カードゲーマーは常に広い遊び場を求めていますが、それができる可能性を潰してしまっているのも我々であるかもしれないのです。その可能性は考えて見てほしい。


それでは。

今ある遊び場は大切にしよう。