1回だけ参加してきました。

結果優勝しまして、権利獲得V(^^)


序盤は簡易的なレポート、中盤に実際の環境をどう読んだかとデッキ/カード選択。最後におまけとして使おうとしてたアバター軸の古竜を解説しようと思います。


簡易レポート


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 ※画像は横浜バトロコTwitterより


使用デッキ神華

https://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/201909/11568635735950_20190916.html


1戦目楽族

いきなり身内戦かました。何しに来たんだよ俺らは()

お互いにまあまあな立ち上がりをしたけど、先にダリアで仕掛けた分こちらの方がリーサル取るのが早かったので勝ち。ミラーは後攻で貰える1コアが割と重要。


2戦目サジッタ軸古竜

かなり鬼門でした。先2でブラフマーアラマンディーで殴られ始めており、終始相手ペースのライフ1-5の状態でプリムローズないのに相手のサジッタケアしなきゃいけない状況。1枚しかないエキドゥナを探しに行き無事ドロー。ここから巻き返して毎ターン1点ずつ回復しながら1点ずつ詰めていき、時間切れライフ差2-1で勝ち。


3戦目フォーゼ

相手かなり事故ってたのでダリアで殴り続けて勝ちまで。


4戦目死龍

ネクサス被っててかなりきつかった。1点だけ削っててアイリスフィールドで耐えた返し、ダリア単騎で無理やり4点取りに行ったらなんとか通って勝ち。相手のバーストがアレックスやエクスティンクションウォールだったら負けだったしブリザードウォールでも負けでした。


5戦目トリムルティ

インディーダの三主神をトリムルティと呼びます。どっかのフレーバーより。なおクリシュナは主神じゃない。


死龍ベースにブラフマー、クリシュナにサジッタが入ってました。死龍対面用にルナヘイズストライクも入ってたりと考えられてると思いました。


動き出しは互いに悪くないものの神託で相手のアレックスが2枚見えたのが大きかったです。アプロダイティに煌臨しライフを早めに詰めていき、ブリザードウォールを早めに使わせてライフ1にできたのでそのまま押し切りました。


結果5-0 優勝!


環境をどうみたか

当日迎えるまでの結果から逆算するに、

死龍4

古竜楽族3

赤青殻人2

その他1

と見ました。また死龍を基盤にハイブリッド化したデッキも少なくなく、実際の死龍割合は5割とみて良かったと思っています。


実際に楽族を握った経緯としてはアバター軸の古竜は楽族に微不利がつくことがあると思ったからです。古竜は展開速度が申し分なく早く、創造ブラフマーはアイリスフィールドを抜けれることが利点にあったりと問題ないと思っていますが、先行なら3ターン目、後攻なら2ターン目に殴り始められないゲームは厳しくなると感じました。というのもジェネレイターゼロを使うという事は自分のデッキリソースを消費するということであり、長期戦の際に必要な防御札を落とすことも少なくないです。そうなるとアザレアで場を残されながら耐久され、サジッタのライフ貫通もガーデニアフィールドとプリムローズフィールドでケアされてしまうためスローゲームに弱いと感じました。


そこで前日の夜中に死龍を意識した上で楽族のアイコン6デッキを調整し始めました。


今回使ったデッキのカード選択

基本構築がダリア中心なのは変わらないです。少し違うのが打点の取り方と意識のされ方です。多くは白晶防壁で良いところをダリア意識でブリザードウォールを使用することも多く、通常で耐えられない盤面も耐えてきます。そこでいかに細かく刻んで打点を入れれるかというのが重要になります。そこで採用したのがアプロダイティです。このカードならフラッシュ前に1点を刻むことができるため相手のブリザードウォール耐えのラインを一つずらすことができます。また、エクスティンクションウォールもダリアと違い踏み抜きやすくなります。


他には、楽族ならではの強いカードがありまして、それがエキドゥナです。

基本的にこの環境、メインで除去を飛ばすカードが少なく、特にトップシェアの古竜/死龍はアタックステップ中の破壊が主です。エキドゥナはレベル1から破壊耐性をばらまく効果を持っているので消滅以外だったら対応が効きます。またその消滅対応も楽族ならクローバーフィールドの要件達成で回避できるのでエキドゥナは置ければ古竜/死龍対面でかなり強いカードです。本当は枚数割きたいところだったのですが、神託を積極的に行いたかった関係でダリア2は不安だったので1枚にしています。


最後になんで入れたのでしょう大賞受賞候補の天火烈刀斬ですが、強いのかわかんなかったね()使わなかったから。


理由としてはちゃんとあります。死龍対面で神殿を割るとガーデニアの手元破壊が生きて相手のリソース刈り取れると思ったのが一つ。そして、赤青対面でバーストセットしておくことで、青ジークに破壊されないヤマタノハイドラノカミを除去できるカードだったので入れました。環境見たときに使い得る可能性が十分あり、楽族のトップ操作、ドロー力なら2枚あればツモることもできると思ったので悪くはなかったと思います。使うことなかったけど。


おまけのアバター軸古竜


デッキレシピ

https://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/201909/11568636142333_20190916.html


環境に多い死龍にはどうすれば勝てるかをまず考えました。そして勝てると判断して考えていたのがアバター軸の古竜でした。死龍は手元にカードを増やすというデッキ構成の都合もあり、ライフ減少時バーストを安易に増やしにくく、序盤の受けに若干不安があります。そこをつけるのが転神でありアバターだと思っていました。


ブラフマーを使う上での強みはアグロムーヴです。アグロとは積極的にプレイヤーを殴っていく戦術のことを言うのですが、バトスピにおいてはバーストを踏む、コアを与えるという懸念があります。しかし、アバターはバーストで除去されようが手元に行きますし、ブラフマーは神様なので除去が効きません。つまり、ライフを積極的に取りに行き仮に反撃にあってもリソースを失い攻撃が止まるということが無いのです。また、数で足りなくなりそうならジェネレイターゼロから無理やり展開ができるため攻撃の手が緩むことがありません。


そして、前回の記事で話したように、サーチカードもメインの創界神の枚数でも死龍を上回るのです。これによって死龍よりも1ターンでも早く準備しながら殴りかかれるため、死龍にスローゲームに持ち込まれることもないです。もし持ち込まれようものならサジッタのライフバーンで詰めに行けるほか、ブラフマーフレイムも有効に働きます。防御面の心配もアバターで受ける、神託時のブラフマーフレイムやマグネティックフレイムを握り込むことでギリギリ守れるというラインは維持できるため、積極的に殴りにいくスピードゲームに打ってつけのデッキだと思います。なによりも後攻でもブラフマー、神話ブレイヴという強い動きがあるってのがまたいい。じゃんけんに自信ない僕からしたらそれすら評価対象です笑


終わりに

特殊レギュレーションだからこそ意識される点が変わるという点でやはり今回の大会は面白かったと思います。こういう環境で権利配るのなら、レギュレーション分けて個人戦でも大会開催するようにしたら?とか思わんでもないですけどね。しかし権利と言わずとも十分に魅力的な賞品が貰えるならプレイヤーの参加意欲も損なわれずに面白いプレイ環境を提供できると思うので、是非このような試みは続けて欲しいですね。



それでは。