なんか揉めてたのを見たので、僕なりの考えを述べておく。

1.ゲームである以上運が少なからず絡むものである。

これがなければゲームではないよ。竸技だよ。ゲームというのは突き詰めていけば運の要素は減っていくけどどこかで切れなくなる。だから極力そこに頼らないようにしていく過程がある。その過程の考え方がみんな違うから構築に差が出る。より良い考え方ってものはあるかも知れないけど、何かを前提として考えてることが多くそれが必ずしも正解じゃないから、"まるい"なんて言葉をよく使う。

2.人によって嗜好が異なる。

要はどんなデッキが好きかって事。早いデッキでガンガン殴ってくのが好きな人、遅いデッキで盤面制圧が好きな人様々。それによって入れてるカードに対する捉え方は違うはず。そこにはその人のこだわりやエゴが関わるから他人がどうこうできる事はあまりない。結果を残した構築はすごい構築だけど、自分の嗜好を無視して使うのは、僕はゲームを離れる要因になり兼ねないからそこは大事にしてるつもり。

3.その人が積んできた経験が異なる。

嗜好と通ずるところがありますが、人毎にそのゲームに対する経験は違います。それによって、カード一枚一枚に対する偏見のようなものができてるし、そのせいで強いと頭でわかっていても実際に行動に起こさない事があります。その偏見のようなものも見方を変えればプラスの考えになる事も多いですが、理論よりも感性の方がことわざにあるように強く印象づけられてしまうため、解くのが難しいです。それに、その理論もどっか穴ある事多いしな。だって運が絡むからそのカード持ってるかなんてわかんないし。


纏めると、ゲームである以上、運が絡むから理論的なものに絶対がないし、その人のプレイ環境によって影響される事が多いので構築に正解はないです。僕らがやってる事はテーマを一つ与えられて、それに対する考えを述べなさいっていう小論文のようなものをやっているのであって、文章中に必ず答えがある国語の論説を解くような事とは違うことをやっていると思います。その小論文も持ってる経験が違うため書き出しが違いますから、修正しようにもなかなか修正に手が回らない事が多いです。ゆえに、否定ではなく提案をして、まず自分の考えを伝えた上で取り入れて貰わないと、自分の考えって伝わっていかないものだと思います。

それでは。